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巌 谷 小 波 研 究 の 現 在
没後80年、児童文学研究の可能性を考える

         ● 開催日 : 平成25年11月10日(日) 

         ● 場 所 : 広島経済大学 6号館3階 631教室
                   広島市安佐南区祇園5-37-1

         ● 参加費: 1,000円

         ● 申し込み: 不要 (当日自由参加)

 ≪第一部≫ 13:00~14:30
    講演会 「巌谷小波 人とメルヘン」
       講師:巌谷 國士 氏(明治学院大学名誉教授)
    1943年生まれ。小波の次男で、父の最後の大著『大語園』を完成させ、日記・書簡・蔵書などを受けついだ国文学者・榮二の長男。

 フランス文学とシュルレアリスムの専門家で、文学・美術・写真・映画のほか、メルヘン、ユートピア、旅、都市、庭園の研究、展覧会の監修、写真個展、講演など、幅広い活動を続けている。著書・訳書多数。メルヘン関係では『眠れる森の美女 完訳ペロー昔話集』(ちくま文庫)などの訳書のほか、自作のメルヘン絵本『扉の国のチコ』(ポプラ社)『スコープ少年の不思議な旅』(パロル舎)があり、主著『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)『森と芸術』(平凡社)などにも、独自のメルヘン論が含まれている。最新の著書は2013年4月に出た『<遊ぶ>シュルレアリスム』(平凡社コロナ・ブックス)。

 交友関係も広く、内外の小波研究者のほか、岸田衿子、中谷千代子、矢川澄子、堀内誠一、谷川晃一らともつきあい、手塚治虫や萩尾望都とも本格的な対談をしている方なので、今日の児童文学・児童文化および小波研究について、回想的・横断的・国際的な視野から自由に語っていただけるだろう。

 ≪第二部≫ 14:40~16:10
    シンポジウム 「巌谷小波研究の現在
                  没後80年、児童文学研究の可能性を考える」


        登壇者
         金 成妍(キム・ソンヨン) 氏 (玖珠町久留島武彦研究所所長)
         中川 理恵子 氏 (白百合女子大学他非常勤講師)
         勝尾 金弥 氏 (愛知県立大学名誉教授) ※ビデオ出演
         藤本 芳則 氏 (大谷大学短期大学部教授)

        助言者
         巌谷 國士 氏 (明治学院大学名誉教授)

        コーディネーター
         土居 安子 (大阪国際児童文学振興財団 主任専門員)

     ◆主 催 : 一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団、日本児童文学学会

     ◆後 援 : 広島市立中央図書館、広島市こども図書館

      ※ お問い合わせは、大阪国際児童文学振興財団(TEL06-6744-0581)まで
      ※ 本事業は、日本児童文学学会第52回研究大会(11月9日~10日)のプログラムのひとつです



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