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文学の面白さを、最初に覚える「幼年文学」。5歳から8歳を中心とした読者を、大人は、長い間、つかみきれていませんでした。
英米で幼年文学が成立していく歴史を辿った後、作家・翻訳者・図書館員として活躍された渡辺茂男、松岡享子両氏の作品を通して、日本での受容と幼年文学の魅力を考えていきます。 |
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◎ 日 時 : 第1回 平成30年12月22日(土)
第2回 平成31年 1月26日(土)
第3回 平成31年 2月23日(土)
14:00~16:00
◎ 会 場 : 大阪府立中央図書館 2階大会議室
◎ 講 師 : 三宅 興子 さん (当財団特別顧問、梅花女子大学名誉教授)
◎ 対 象 : 子どもの本に関心のある方ならどなたでも
◎ 定 員 : 各回50人 (申し込み先着順)
◎ 参加費: 各回一人1000円
◎ 主 催 : 一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
※ 子どもゆめ基金助成活動
◎ 申込方法 : 当財団HP「参加申込」から、または、電話、ファックスで、
受講希望の回、名前(ふりがな)、 住所、 電話番号、
メールアドレス をお知らせください。
<TEL> 06-6744-0581
<FAX> 06-6744-0582
※ 定員となりましたので、参加申込の受付は終了しました
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◆ 第1回 12月22日(土) 14:00~16:00
幼年文学の歴史-英米の歴史を中心に-
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20世紀前半まで、イギリスの影響下にあったアメリカの子どもの本の世界ですが、1930年代から独自性のある作品、特に、幼年文学や絵本を生み出していきます。
英米における幼年読者の「発見」に至る歴史を、具体的な作品を読みながら辿ります。 |
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◆ 第2回 1月26日(土) 14:00~16:00
幼年文学をよむ① 渡辺茂男作品を中心に
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作家としても翻訳者としても、渡辺茂男作品は、多くの読者に愛読されてきました。その中から、特に重要な業績といえる「幼年文学」を取り出して、具体的な作品を読みながらその全容を振り返ります。 |
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◆ 第3回 2月23日(土) 14:00~16:00
幼年文学をよむ② 松岡享子作品を中心に
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東京子ども図書館の活動で著名な松岡享子さんは、作家・翻訳者・語り手として、「幼年文学」に大きな貢献をされてきました。作品を読みながら、幼年文学と語りとの関わりやユーモアなどについて考えます。 |
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◇◆◇◆◇ 三 宅 興 子 Miyake Okiko ◇◆◇◆◇
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児童文学研究者、絵本研究者。当財団特別顧問、梅花女子大学名誉教授。
大阪生まれ。
日本イギリス児童文学会会長、絵本学会会長、日本児童文学学会理事などを歴任。
2010年4月~2015年6月まで大阪国際児童文学振興財団理事長を務める。
[主な著書]
・『イギリス児童文学論』 翰林書房 1993年
・『イギリス絵本論』 翰林書房 1994年
・『イギリスの絵本の歴史』 岩崎美術社 1996年
・『ロバート・ウェストール』 KTC中央出版 現代英米児童文学評伝叢書 2008年
等多数
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チラシ クリックすると拡大します(PDF) |
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